今回は、僕が大学生3回生の時に230万円詐欺られた話や学んだこと、詐欺師の特徴など書いていこうと思います!
目次
詐欺師に出会った話
僕は、大学生の時とても服が好きで、バイトで稼いだお金をほとんど服に使っていました。
買っていた服は、Tシャツ1枚7000円とか、ズボン3万円とかのレベルで、大学生からしたらだいぶ高かったと思います。
ブランド物の服着てる俺格好良いみたいな感じで結構イキってました笑
服にお金を使うため、生活はキツキツで本当に苦しかったです。
今思うと本当にダサいことしたなって思います笑
大学3回生の時にバイト以外に稼げることないかなと思っていたら、たまたまバイトの仲間が、ネットワークビジネスをやらないかと誘ってきました。
当時の僕は、お金に関することならなんでも興味があったので、そのネットワークビジネスに入りました。
ネットワークビジネスって人を紹介していかないとお金が入ってこない仕組みなので、Tinderというマッチングアプリを使ってひたすら、人と会っていました。
始めてから約1ヶ月後、カフェを経営していると名乗るAに出会いました。
その人とは、意気投合してすぐに仲良くなり、いろいろと相談に乗ってもらいました。
Aは、「お金を稼ぎたいなら、めちゃめちゃお金持っているBさんを紹介してあげるよ」と言って僕にBを紹介してくれました。
お待たせしました。
このBこそが詐欺師です笑
実際に、Bに会ってみるとオーラがすごく、財布や鞄、服など、全て有名ブランドのもので当時の僕は一瞬で惹かれました笑
Bに職業を聞いたら、5社の会社を経営している社長と答え、僕はこの人についていけば、金持ちになれると本気で思っていました笑
Bには、ご飯や温泉など連れ行ってもらったりして、とてもいい思いをさせていただきました。
でもまさか、このBの行為が僕を騙す行為のためだと一瞬たりとも僕は思ってもいませんでした。
数ヶ月後、僕に「お金を稼ぎたいか?」と言ってきました。
僕は、早くお金を稼ぎたかったので咄嗟に「はい!」と答えました。
そこで、Bは「会社経営の他に、ファンドでお金を運用してもらっているから、そこでお金を運用してみないか」と僕に投資話を持ちかけてきました。
世間のことを全く知らなかった僕は、何も考えずに投資すると即答しました。
投資額の5%が毎月入るという話だったので、額が大きいほど得だと言われ、当時大金を持っていなかった僕は、消費者金融から230万円借り、230万円を投資しました。
初めの2.3ヶ月は月利5%入金されたのですが、それ以降一切入らず、連絡しても連絡が取れない状態に。
これが僕の地獄の始まりでした。
当時の僕は、あんなにお金を持っていて、良い人がまさか詐欺なんてするはずがないと思っていました。
ですが、Bを紹介したAやAの周りもBに投資していたらしく、僕のように入金されていない状態が続いたらしいです。
これを聞いて、やっと我に返って詐欺されたことに気づきました。
この時バイトしか収入源がない僕は、「人生終わった」と本気で思いました笑
月々の借金の返済は5万7千円でした。
当時、バイトしかしてなかった僕からしたら、本当にきつかったですね。
学んだこと
人を簡単に信じてはいけない
詐欺をされて、思ったのが簡単に人を信用してはいけないということです。
自分に良くしてくれてもその行動には裏があると考えさせられました。
よくニュースで、詐欺事件について取り上げられていますが、それを見て自分は絶対に引っ掛からないと思っていましたが、そんなことありませんでした。
案外詐欺師は身近にいると気づかされました。
警察は当てにならない
当時、詐欺師に投資する際、もしお金が返ってこなかったら警察に行けば返ってくると本気で思っていました。
でも、それは勘違いでした。
警察は、罪人を逮捕するだけでお金は返ってきません。
しかも詐欺はとても立証が難しく、当時Bが詐欺をした証拠が一切なかったので逮捕すら無理でした。
そのため、泣き寝入りせざるを得ない状況におかれました。
ここで、自分の身は自分で守ろうと思い、法律の知識をつけようと思いましたね。
簡単に稼げるものなんてない
親が昔から「おいしい話には必ず裏がある」と言っていました。
本当にその通りだと思いました。
簡単に稼げたらみんなお金持ちだし、みんな裕福な暮らしをしてますよね。
稼いでいる人はそれ相応の努力をしています。
人に頼って稼ぐんじゃなくて、自分の力だけで稼ごうと本気で思いました。
詐欺師の特徴
お金を持っているアピールをする
詐欺師はお金を持っていることをアピールしがちです。
なぜなら、僕のように「この人のように稼ぎたい、お金持っている人の真似をすれば稼げる」と思わせれば、簡単に洗脳することができるからです。
詐欺師は、身につけている物のほとんどがブランド物で、男性はよく時計を見て相手がお金を持っているかどうか確かめる習性があるため、特に時計にお金を使いがちです。
心理学者のアルバート・メラビアンが提唱した、メラビアンの法則というものがあります。
このメラビアンの法則とは、初対面の人について、言語、視覚、聴覚で矛盾した情報が与えられたとき、どの要素を優先して判断しているかを調べた結果、「視覚が55%、聴覚が38%、言語が7%」になったというものです。
これで人が見た目でどれだけ判断しているのかわかりますよね。
ものをおごってくれる
詐欺師は、ご飯や娯楽などおごってくれます。
人は、何かを買ってもらったりしたら、その人のことを良い人だと思ってしまうのが一般的だと思います。
この経験から学んだのは、このように自分によくしてくれる人は、まず疑うべきです。
知り合って、全然時間が経っていない人にものをおごる人は、まずいないと考えた方がいいと思います。
家族を紹介してくる
これは、詐欺師の典型的な行動らしいです。
まさか詐欺師が、家族を紹介してくるなんて思わないですよね。
これが詐欺師の思惑です笑
家族を紹介することで、相手に安心感を与えます。
僕も、Bに父、母、姉、兄、甥っ子を紹介されました。
まさか、この人が詐欺をするなんて一切思っていなかったです。
でも、今思うと、会って数ヶ月しか経っていない人に家族を紹介する意味がわかりませんよね。
もし、自分だと会って数ヶ月しか経っていない人に家族紹介しませんからね笑
家族を紹介してくる人には、気をつけた方がいいと思います。
気をつけるべきこと
投資詐欺は、今とても流行っています。
「絶対に詐欺なんて合わない」と思っている人ほど本当に危ないです。
特に学生には本当に気をつけてほしいです。
安心は禁物です。
詐欺師は、初めはめちゃめちゃ良い人を演じてきます。
本当にこの人が詐欺をするのかと思いたくなるぐらいです笑
でもこれが詐欺師の思うツボです。
もし、投資話をされた時は、まずは疑ってください。
そもそも、投資案件で実際に儲けている人を僕は見たことがありません。
ですので、投資案件=詐欺だと思っておいたほうが良いかもしれません。
それでも投資したいというのでしたら、まずその人について調べてください。
SNSを使って調べるのも良いですし、身分証を見せてもらうのでもいいです。
もしその人が会社の代表者と名乗るのなら、法務局で会社の代表者を確認することができるので、法務局で確認してみてください。
ちなみに、後々分かったことなのですが、Bは経営している会社は一つもないことがわかりました笑
まとめ
20歳の頃、まさか自分が詐欺に合うなんて本当に思いませんでした。
僕のような被害者を今後増やしたくありません。
この記事が少しでも、読者の方のためになったらいいと思っています。
特に、先ほど紹介した「詐欺師の特徴」は、頭の片隅にでも置いておくと損はないかと思います。
学生を狙った投資詐欺は本当に流行っているので、気をつけて下さい。
学生時代に、投資詐欺に合うと本当地獄のような生活が待っています。
大学を辞めて、働かなくてはいけない状況に陥る可能性も十分にあります。
自分は詐欺には絶対に合わないという考えは止めて、人を疑う心を持って行動しましょう。
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